良好なパートナーシップに求められる力
恋人や夫婦関係において、良好はパートナーシップに求められる力について、ここでは言及していきます。
なぜ良好なパートナーシップを築くことは難しいのか?
友人関係であれば問題なく関係を築ける人でも、恋愛ではうまくいかず悩んでいる人は多いものです。
多くの友人がいるということは、人付き合いが苦手というわけではないでしょう。
では、なぜ恋人関係になると途端にうまくいかないのか?
それは、距離感が近くなりすぎることによる弊害が生まれるからだと、私は考えています。
距離感が近くなりすぎるとどうなる?
距離感が近くなることによって生まれる弊害とは、以下のようなものがあります。
相手への過剰な期待
近くにいる人ほど、
「私のことはわかってくれるはず」
「○○なら、言わなくてもわかるだろう」
といった期待が膨らみがちです。
いつも一緒にいるからこそ、自分のことはわかってくれているだろうと思い込んでしまうのです。
しかし、どれだけ長年連れ添った夫婦でも相手の気持ちがわからないというのは、よくあること。
「何も言わなくても察して」ではなく、思ったことはしっかり言葉で伝えるようにしていきましょう。
依存心が出てしまう
相手の人との距離感が近いということは、その相手が自分に及ぼす影響も、必然的に大きくなります。
そのため、相手のことを自分の一部のように捉えてしまい、ついコントロールしたいという気持ちに駆られることも少なくないでしょう。
そして「彼がいないと生きていけない」と思ってしまうことも、よくあることです。
しかし、こうした依存心は相手に負担になってしまうだけではなく、自分自身の人生の楽しみも奪ってしまいます。
良好なパートナーシップを築くためには、こうした状態にならないように注意していくことが大事です。
良好なパートナーシップに求められるのは「自立力」
ここまで、距離感が近くなることの弊害についてお伝えしました。
それを踏まえ、私がパートナーシップにおいて大事なのは「自立力」だと考えています。
昔、ゼクシィの有名なCMで、
結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私はあなたと結婚したいのです
というものがあり、大きな反響を呼びました。
結婚しなくても、自分で自分自身を満たすことができ充分幸せ。
でも、あなたといる方がもっと幸せになれる。
そんな状態でいることが、良好なパートナーシップを築いていく上で大切なのです。
相手に幸せにしてもらおうと思うのではなく、まずは自分一人でも幸せな状態を目指す。
そんな自立した個人が一緒になることで、より大きな幸せを生み出していくことができるでしょう。